トース土工法により施工した園路・歩道の特徴

1. 自然の舗装材（砂質土）のため周囲の景観と調和します
2. 透水係数が大きいため、舗装内への浸透が早く降雨後の水溜まりの発生を抑制します
3. 表層に保水した水分により気化熱の冷却効果で地表面温度上昇を抑制し、快適な歩行空間となります
4. 降雨後の表層硬度の変化が少なく「ひび割れ」の発生を抑制します
5. 長期にわたる経年変化で表面付近の団粒構造が劣化した場合には、極表面だけの再改良で機能回復できるため低コストです
6. 再改良の際は、排土の必要がなく低コストで環境に負荷をかけません
7. アスファルトの舗装に比較し柔軟性に富むため、衝撃が少なく歩行者の足腰への負担が軽減できます

 

トース土工法による園路施工箇所と他工法施工箇所の比較

降雨後の比較
従来の土系舗装部分は表層表面に水がたまっている トース土工法による舗装部分は表層表面に水溜まりはない

 

<トース土工法で園路・歩道を造成する際の留意点と検討事項>

1. トース土工法の基層（排水層）は、表層（トース土）の透水性能に劣らない排水性を持たせるよう留意する
2. トース土工法の基層（排水層）の基礎砕石は、排水性を考慮してバージン材が望ましい（RC材は細流分が多く透水性能に欠けるため）
3. トース土工法の基層（排水層）は、支持地盤が堅固で泥濘がない場合には、基礎砕石に変えて板状排水材とすることが可能

 

■施工例

公園園路（熊本県）	遊歩道（福岡県）
歩道（佐賀県）	住宅遊歩道（香川県）

 

詳しくは（株）岡部まで、ご相談ください。