下請け業者さんがこの現場のために購入した(?)新品のバックホウです。ほらバケツもまだまだオレンジろい。
ICT施工では衛星により、バックホウが自分の位置を認識し掘削を行うため、現場搬入後にローカライゼーション(衛星座標と地上座標の補正)を行います。
当社土木部長や他現場の若い技術者も見学会(勉強会)に参加しにきました。
次に、ローカライゼーションしたデータと3次元設計データをバックホウに取り込み、性能確認を行います。この時点でバックホウは衛星により自分の位置を認識しているので、バケツのサイズ等データを入力し、キャビン内に表示された爪先の座標と、トータルステーションで爪先に立てたミラーを測量しその座標との差を確認します。(あれ、すでに爪がオレンジろくない)
腕を伸ばしたり、旋回したり、持ち上げたりと全32ポーズをとって標高較差が5.0cm以内ならばOKとなります。
ローカライゼーションにおおよそ2時間、性能確認に3~4時間ほどかかりました。
ちなみにこのバックホウはインターネットにつながっているそうです。(そう、これがICT)なんかもう意味がわかりませんよね。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部