貝塩法面対策その2工事 施工完了!
今年のゴールデンウイーク明けから本格的に施工を開始しました本工事ですが、先日ついに施工完了しました!
こちらが着工前と施工完了時の写真です。
工事が円滑に進められるよう施工についてアドバイスやご理解をして頂いた発注者の皆様、近隣住民の皆様、私たちと一緒に一から現場を創り上げてくださった協力業者の皆様のおかげで事故なく無事に完成することができました。本当にご協力ありがとうございました。
本工事はこれで施工完了ですが、当該法面はまだまだ崩壊した部分がそのままの状態で残っています。来年度以降も引続き受注できた際には、地元住民の皆様・奥飛騨地区の安全を守れるように頑張りたいと思います。
以上で本工事のブログは終了します。ありがとうございました。
富山県 総合建設業 株式会社岡部
貝塩法面対策その2工事 進捗⑤
みなさんこんにちは!
現在の現場の状況を書きたいと思います。
現在は前回の投稿で説明した、フレーム型枠にモルタルを吹付けて法枠を造っています。
モルタル吹付は来週には完了し、格子状の枠内に植物の種子が入った植生基材を吹付ければ法面工は完了です。
現場はかなり先が見えてきましたが、最近は冷え込みが一段と厳しきなってきており、構造物の品質管理や安全管理など気を抜けない状況が続いております。
雪が積もる前に工事を完成できるよう協力業者のみなさんともうひと踏ん張りしたいと思います!
話は変わりますが、先日現場に「富山県土木部砂防課」の方々が視察に来られました。本工事の工事概要や施工時の工夫等を短い時間でしたが説明させて頂きました。少しでも視察に来られた方のためになれていれば幸いです。
来月には現場の完成報告ができると思いますので、お楽しみに!
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
貝塩法面対策その2工事 進捗④
みなさんこんにちは!
今日は現在の現場の状況について書きたいと思います。
現在は、前回の投稿で紹介した『SCM工法』での掘削作業が終了し、吹付枠工の作業を行っています。
今週から施工予定のモルタル吹付に向けて一生懸命フレーム型枠の組立作業を行っているところです。
この『吹付枠』は、斜面上に格子状のモルタルを造成し、斜面の安定を図る工法です。主に表層崩壊の防止を目的に施工されます。
上の写真の金網の部分にモルタルを吹付け、白いシートの部分には種子の入った基盤材を吹付けます。
その状況は今後のブログで書きますね!
現場のある奥飛騨地区は先週から急激に冷え込んできており、いよいよ冬が近づいてきています。
先日は作業開始時点の気温が1.5℃しかなく、現場から見える山にはうっすら雪も積もっていました。
これからますます寒くなると思うので、体調管理・安全管理・品質管理をしっかりと行い、作業を進めていきたいと思います!
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
貝塩法面対策その2工事 進捗③
以前に説明した『SCM工法(セーフティークライマー工法)』について紹介したいと思います。
本工事は勾配が約35°、高低差が75mもある斜面のため、転落した場合の影響が甚大となります。
そこでワイヤーで固定した掘削機をリモコンで操作するSCM工法を採用しました。
概要は
となりますが、伝わりづらいので動画に収めてみました。
どうでしょうか?いつかはリモコンさえも事務所内で操作する完全無人化施工になる日がくるのでしょうか?
現在は、無事掘削が完了し法面保護工を施工しています。
また進捗状況などをお伝えできたらと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
貝塩法面対策その2工事 進捗②
みなさんこんにちは!
本日は当現場の現在の状況とこれからの工事内容について書きたいと思います。
まずこれが、この工事を始める前の航空写真です。
そして、これが先週末に撮影した現場の航空写真です。
かなり現場の雰囲気が変わりませんでしたか?!
具体的になにが変わったかと言いますと、写真の上側から順に
・崩壊している斜面の上部に工事用道路・ヤードができました
・崩壊斜面上の立木・倒木がすっきりとなくなりました(斜面上の緑色は木ではなく 草が伸びてきています。)
・斜面下に今後の掘削工施工時の落石防護として、大型土のうで擁壁ができました
大型土のう擁壁はこんな感じです。
ただの大型土のうではなく、【パワーモンスター】といって繊維のロープ・ネットで土のうを一体化し、大きな石の落石にも耐えられる構造となっています!
これでGW明けから開始した仮設工事もようやく完了し、いよいよ崩壊した斜面の斜面対策工を開始できます!
まず、今週からは崩壊斜面上に堆積した土砂・木根の掘削作業を行います。
ただ掘削作業といっても、よくあるバックホウでの掘削ではありません。
この現場のような急で長大な崩壊斜面の掘削に最適な工法があるんです!
それは『SCM工法(セーフティークライマー工法)』です。
簡単に説明すると、小型のバックホウをワイヤーで斜面上に下ろし、リモコン操作によって無人化掘削で作業をする工法です。
参考に弊社が過去に施工したSCM工法の写真を載せておきます。
今度のブログでは、この『SCM工法』の作業状況をより詳しく紹介できればと思いますのでお楽しみにお待ちください!
では、今回のブログはこのあたりで終わりにします。
これからは斜面上での作業が多くなるので、墜落事故等がないよう安全第一で頑張ります!
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
貝塩第2号砂防堰堤法面対策その2工事 岩坪山 不動尊にて地元行事参加
先日、本工事の施工箇所である「奥飛騨温泉郷一重ケ根地区」の地元行事である『不動祭り』に参加し、紙絵馬を書いてもらいました。
一重ケ根地区の皆様には日頃から工事に対してご理解を頂き円滑に工事を進めることが出来ているので、『不動祭り』に参加することで少しでも地域の皆様に日頃の感謝を伝えられたかと思います。
『不動祭り』で購入させて頂いた紙絵馬とは、高山地方に古くから伝わる縁起物で、一般的な木札ではなく和紙に描かれた絵馬です。家内安全や商売繁盛などを祈り、玄関などに貼るものです。「福」が逃げないように馬の頭を家の奥に向け、馬が呼吸できるよう額縁に入れずにそのまま貼るそうです。うまいこと工事が進むといいですね。馬だけに。
絵馬が呼び込んでくれた「福」によって悪いものを寄せ付けず、無事故・無災害で施工できればと思います。
さて、これからは気温が上がるため、熱中症に気を付けなければなりません。
汗をかき疲労した肉体は、温泉で癒し、がんばります。 スタッフY
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
貝塩第2号砂防堰堤法面対策その2工事を受注しました!
この度、昨年度に引き続き、国土交通省 北陸地方整備局 神通川水系砂防事務所発注の【令和2年度貝塩第2号砂防堰堤法面対策その2工事】を受注しました!
工事内容は、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根地先において、崩壊した法面の保護・補強をする工事です。
河川の下流域には奥飛騨の温泉街が広がっており、崩壊法面の上には写真上部に見えている主要道路である国道471号が通っているため、崩壊が進むと地域の住民の方々の生活にも多大な影響があることから、早期の整備が必要です。1日でも早く法面の保護を終えられるよう精一杯がんばります。
工事の主な工種は、伐採工、掘削工、法枠工になります。
今後は工事の施工状況や創意工夫などをお見せしていこうと思いますので、是非当現場のブログのチェックをおねがいします!
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