遠隔操作による掘削作業状況
現在、河床に堆積した土砂の掘削作業を無人化にて進めています。
掘削作業は1.4m3級遠隔操作バックホウで行います。このバックホウにはラジコン機器、カメラ2基、無線通信機器が取り付けられています。
上記写真は掘削状況です。
オペレーターは窓の外の機械を見ながら、いくつかのモニターを見ながら作業します。
中央の画面はバックホウのキャビンカメラ(運転手が実際に運転席に座った目線で映しだします)。
右側はICTモニターです。今年度よりグレードアップし3D表示が可能となり最終的な掘削形状が一目でわかります。あと何m地盤を下げる必要があるかも瞬時に把握できます。
これがバックホウのラジコンです。真ん中の二つがキャタピラのレバー、左右の長細いレバーは通常の重機操作と同じ左右のレバー、真ん中は油圧アタッチメントを取り付けた場合のレバーです。
現在の掘削の進捗率は約15%、予定通りの進捗状況です。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
令和2年全国安全週間
令和2年7月1日より、全国安全週間(7/1~7/7)が始まりました。
今回の全国安全週間スローガンは、
「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減 」
エイジフレンドリーとは、WHO等で使用されている言葉で「高齢者の特性を考慮した」という意味の言葉です。このスローガンは、近年労働災害における高齢者の割合が増加傾向であることから高齢者へ配慮した作業環境を作り上げていこうということで決まったスローガンだそうです。
当工事においても、高齢者が従事しており梅雨時期は、蒸し暑さから熱中症の危険性が上がる時期であるため通常作業時よりこまめな休憩・水分補給とってもらいながら作業を行なってもらっています。また、作業箇所に屋根を設置することで直射日光を避け併せて、大型扇風機を配置することで体感気温を下げることで熱中症対策を行なっています。
これから、本格的な夏場を迎えるため熱中症の危険性を常に念頭に置き、猛暑を乗り切りたいと思います。
そして、安全週間中のみならず工事を終えるまで無事故無災害で完工できるようこれからも安全第一をモットーに工事を進めていきます。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
立山砂防 遠隔操作室完成
無人化施工用の遠隔操作室が完成しました。
エアコン完備で快適です。
ICTマシンガイダンスモニターも作動しています。
遠隔操作室から重機までは約120mあり目視では見えない
場所を重機に積載したカメラや固定カメラを用いて作業を行っています。
右上がICTモニター、中央がバックホウキャビンカメラ、左手前が重機操作用の
コントローラーです。
オペレーターは簡単そうに操作しますがかなり難しいです。重機が旋回すると旋回レバーが逆になります。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
一般国道304号道路総合交付金(防災・災防・修繕)法面工来栖工区工事 進捗状況 2
本工事は『法面の崩壊を防止する工事』を行っています。
そういえば入社した時から不思議に思っていたのですが、なぜ斜面ではなく法面(のりめん)なのか。またなぜ『法』の字を使用するのか調べてみました。
法面とは、一般には切取りまたは盛土によってつくられた人工的傾斜面のことである。
・・・では今回の工事は人工的に作られた斜面ではなく自然に崩れたものなので、斜面という呼び方が正しいのではないでしょうか。ちなみに『法』の字の根拠は不明だそうです。
現場の進捗はと言うと、法面上の草や木の伐採を終え、ラス金網の設置が完了しました。
富山県 総合建設業 株式会社岡部
R1八町跨道橋等耐震補強・補修工事 進捗状況2
現在、新潟側の橋脚巻立て工を行っています。
橋脚巻立て工とは、耐久力が弱くなり大きな地震に耐えられない橋脚に対して、
周りに鉄筋を立て、コンクリートを打設することで橋脚の耐久力をより強くする
工事です。
既設の橋脚周りに鉄筋を組立てました。
手順は橋脚のフーチング部を削孔し、その孔に主鉄筋を差し込み、主鉄筋を拘束するため、せん断補強筋を組立てを行います。
組立後はフレア溶接を行い、せん断補強筋を接合しました。
フレア溶接作業の日は天気が悪く、足場内が暗かったのとフレア溶接の光で
写真を撮るのも一苦労でした。(ボツ写真がいっぱい…)
今後の作業は型枠を設置し、コンクリート打設を行います。
だんだん気温が高くなってきているので、熱中症に気をつけ、これからも
安全に作業を行っていきます。
担当技術者 小柴
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
立山砂防 土石流対策
6月11日、北陸でも梅雨入りが発表され、立山砂防でも11日午後から大雨となり作業を早々に中止し山を下りました。
12日、現場には1~3mはありそうな巨石がいくつも転がっており土石流と一緒に流れてきていました。
立山砂防工事では、いつでも土石流が発生する危険性があります。
そこで、各業者が協力して土石流センサーを設置しています。当現場より上流2km~4kmにかけて9カ所の土石流センサーが設置されています。その信号を現場で受信し直ちに避難できる体制をとっています。また、雨量についても警戒、中止基準を設けてサイレンが鳴るようにしています。
岡部の現場では無人化施工機械が避難するのに時間を要します。警報が鳴るのを天気予報や雨雲レーダー等で常に予測し、警報が鳴ってから避難ではなく鳴る前に避難を行うよう心掛けています。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事進捗状況4
暑くなってきたな~と思ったら梅雨になりましたね。
現在も場所打ち杭の施工を継続中ですが、施工場所は橋梁の下なので
このように日陰になっていてわりと快適です。
しかし、上の写真にある鉄筋かごを製作しているところは
直射日光の鉄板の上で、しかも溶接があります。
熟年者の方が製作していますが、本当にあたまが下がります。
これを放置しておくことは、お天道様が許しても岡部は許しません。
ということで屋根をつくりました。
日除け&降雨対策です。(通気性も確保しています)
「いや~良いのつくってもらってありがとうございます」って言ってもらって監督冥利につきますね。
人にも優しいですが鉄筋にも優しく品質確保の必需品です。
今後も熱中症対策を紹介できればと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
立山砂防 メイン工事に着手
本日よりメイン工事である無人化施工の掘削作業を開始しました。
今日はまだ設備関係が完全に出来上がっていないため、離れた場所から目視によりラジコン操作を行い、重機を動かしています。今後、遠隔操作室、固定カメラ、現場用カメラ車、ICTマシンガイダンス等を用いた遠隔操作を行い、施工効率、安全性を向上させながら施工を進めることとなります。
写真右上の場所が平成23年に崩壊し約22万m3の土砂が崩れ落ちた場所です。現在も集中して雨が降ると土石流となって土砂が流れ出します。
その直下での作業となるため、作業員は中には入らずに重機作業を行う工事です。
写真左端の重機は、人が乗っていません。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
寄宿舎の設置
現在、立山砂防工事では各社寄宿舎の建設を行っています。
今年、水谷では16工事あり、14業者、生コン製造プラント1社、国交省の水谷出張所が10月末まで水谷平という場所で生活をします。
恐らく200名以上にはなると思われます。
新型コロナによるクラスターに注意が必要です。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
R1八町跨道橋等耐震補強・補修工事 進捗状況
現在、新潟側の橋脚と橋台の施工を行っています。
鋼材や鉄筋、型枠を取付けるために既設の構造物に削孔を行っています。
削孔前に既設構造物の鉄筋を避ける場所に削孔位置を定める必要があるため、鉄筋探査を行い鉄筋位置を出し、その鉄筋を避けた場所に削孔を行います。
削孔後は全数削孔長を測り出来形を確保できているか確認しました。結果は全て規格値、社内目標値内でした。
削孔後、鋼材を取付けるためのアンカーボルトを削孔した孔に挿入し、アンカーボルトの定着を行います。1日たった後、超音波パルス反射法という方法で挿入した鉄筋の長さを全数測定し、突出長さから設計の定着長が確保できているか確認しました。これも全てOK!
これから橋脚の周りにコンクリートを打設するため鉄筋の組立作業になります。
作業の様子は次回あげます。
最近、新型コロナウイルスの感染者は減っていますが完全ではありません。
事務所では飛沫感染を抑えるため、シートやダンボールを使用し対策をしたり、アルコール消毒液を使用したり、下請業者の方にも周知したりという対策をしてきました。感染を最小限に抑えるようにこれからも対策を怠らないよう努めていこうと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
立山砂防工事の工事概要
本日6月1日より有峰林道が開通となり、各業者が一斉に工事箇所の確認や準備のために立山カルデラに入りました。昨年の10月末以来7カ月ぶりです。これからの5か月間立山カルデラ内に全員で宿泊しながら工事を進めることとなります。
さて、今年度の当社が施工する工事の内容ですが、おおまかには
砂防土工(無人化施工)掘削 約10,000m3、
コンクリート堰堤工 コンクリート数量500m3
です。
下の写真はICT技術であるUAV測量の点群データに施工位置を表したものです。
気になるのは無人化施工というワードがあります。これは作業員が現場に入らないで工事を行うことなのですが、詳しくは今後ブログで紹介します。
写真の遠隔操作室も気になるワードですが、今後紹介します。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事進捗状況3
どこの業界でもある程度専門用語が存在しています。生コンは”うつ”と言うのが常識です。これは”打設する”からきているのですが、普通の人からすれば不思議ではないでしょうか?
さて本工事における基礎杭について少し説明したいと思います。
本工事の杭は場所打ち杭です。これは、その場で穴を掘って鉄筋を入れて生コンを打設する杭と言う意味です。
さらに工法名は、「TBH工法(トップドライブリバース工法)」です。
こんな感じです。安定液で孔内を満たして孔壁が崩れるのを防ぎつつ掘削土砂を排出し循環しながら掘削をおこなっていきます。機械の頭にモータがついていることからトップドライブです・・・多分。
右側が掘削機で左奥に見えるのが土砂の排出&安定液の水槽です。
掘削機の先端は
固くなってきたらに交換します。
三翼ビット(ウィングビット) トロコイドビット
今回の杭は、支持杭なので杭の先端を固い層(支持層)まで挿入します。
掘削が終わってもその後になんやかんやしてから鉄筋を建込みます。
これは建込み途中ですが、引っかけている鋼管のことを”かんざし”と言います。
この後、生コン打設ですが、良い写真がなかったので割愛します。
以上がざっくり1工程です。
さらに詳しいことが知りたい場合には、ぜひ岡部に入社して学んでください。
昔は”見て学べ”スタイルでしたが最近は、”ググって学べ”スタイルです。
いえでも仕事ができるこんにちですが、外にでて生
でいろんなことを見たり、体験することは大事です。
りあるな仕事は、厳しいことも楽しいことも沢山あります。入社して間もない頃は、失敗も多かったのですが、最近は
できて当たり前のようになっています。ただ、自分で調べたり
さがすことは仕事を覚える近道です。
インターネットを通じて効率的に仕事をこなすだけでなく
現ばにきて汗をかくことも気持ちがいいと感じる今日この頃です。
テレワークもいいですが、現場の良さをこれから伝えていきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
立山砂防工事について
立山カルデラ
東西約6.5km、南北約4.5km、標高差が500~1700mもある巨大なくぼ地です。これまで度々崩壊しては、内部に土砂をため、大雨の度にその土砂が下流域に流れ出して大きな災害をもたらしてきました。そのため、この中では、これまで1世紀もの間、砂防工事が進められています。
現在もカルデラ内には堆積した土砂が数億立方メートルあるといわれており、この土砂が富山平野にすべて流れ出ると数メートル土砂で埋まるといわれています。
毎年富山県内の建設会社が力を結集し、土砂の流出を防止する砂防堰堤や、山の崩落を止めて緑化する法面工事を行うことで、多くの人々が暮らす富山平野の安全を守っています。
今年度も㈱岡部は立山カルデラでの砂防工事を行うこととなりました。
今後、工事の進捗に合わせて立山カルデラや砂防工事の情報を紹介していきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
一般国道304号道路総合交付金(防災・災防・修繕)法面工来栖工区工事 進捗状況
富山県南砺市来栖地内にて法面の崩壊防止工事を行っております。
この工事は法面に吹付枠を施工し、その後鉄筋挿入工を施工する工事です。
写真左側の碁盤目状になっているのが(簡易吹付法枠)去年までの工事で、
その続きよりスノーキーパー半分程度までが今年の施工範囲になります。
今後工事に進捗があれば、月1回を目標にHPを更新していきたいと思っています。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事進捗状況2
5月に入り本格的に工事が始まりました。
主要工種の場所打ち杭を施工開始しました。
掘削→鉄筋→生コン→移動を繰り返します。
杭長はL=56.5mもあります。掘削長だと59mくらいです。ビルだと15階くらいですかね。ちなみに富山市役所は79mくらいです。
杭の中に入れる鉄筋ですが最近は、無溶接工法が標準となっているので鉄筋同士は右側の金具で連結しています。
これは溶接によって鉄筋の断面欠損を防止するためです。
そして掘削の方は
TBH(トップドライブリバース)工法で掘削しています。
これは、安定液により掘削の壁を保護しながら安定液を循環させ掘削した土砂を排出する工法です。
民家に近い場所で施工しているので
防音壁を設置しています。
可能な限り騒音、振動がないよう配慮していますが、ご近所の皆さんにはご迷惑をおかけしています。
全部で14本施工するので3ヶ月はかかかりそうです。
急に暑くなってきたので体調管理には十分気をつけて作業していきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事進捗状況
もうすぐ大型連休にはいりますね。
当現場においても連休明けに本格的に工事に着手するため、大急ぎで準備しています。
連休中及び休日に不要な外出を避ける対策として監視カメラを設置しました。
330°の視野をもち24時間監視可能で暗視もO.K、携帯からも操作O.Kです。もちろんズームもO.K。
不審者や不安全行動などもハッキリわかります。
これさえあれば現場に行かなくてもいい時代がくるかも。
現場の方は、基礎杭のプラントを設置したり、機械を組立てたりしています。
あと既設構造物に養生(保護)しています。
合板の中には、スタイルフォーム(断熱材)もはいっているので暑さ、寒さにも大丈夫です。・・・冗談です。
本当は、クッッション材としてはいってます。
連休にむけていろいろと万全を期して準備をおこなっています。
大変な時期ではありますが、いろんなことをうまく活用しながら作業をすすめていきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事始動
まだ準備段階ではありますが施工に着手しています。
施工に支障となる物を撤去する作業をおこなっています。
現在、大問題となっている新型コロナウイルスについてですが、当現場でも会社からの指導により朝礼時に全員の検温等を実施しています。
休憩所には、アルコール消毒液を常備するなどして対策をおこなっています。
それと現場開始直後なので安全教育として避難訓練を実施しました。
当現場の避難場所は、富山市民球場です。徒歩+車で約10分程度かかりました。
この避難を実践しないことを願います。
最近は、現場よりも危険な場所が多くあり、それぞれが危険に対する意識を高くする必要があります。
当現場でも様々な危険に対して予防措置を徹底していきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
R1八町跨道橋等耐震補強・補修工事
この度、富山県富山市八町地内にてR1八町跨道橋等耐震補強・補修工事を施工することになりました。
本工事は国道8号線上の橋梁を耐震補強および補修する工事です。
施工するにあたり規制する期間があるため片側交互通行になることもありますが、
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
↓現場の写真
これから現場の進捗状況を随時ブログにあげていきますので、よろしくお願いします。
無事に工事完了できるように頑張ります!
担当技術者 小柴
富山県 総合建設業 株式会社 岡部
富山跨線橋補強その4工事
このたび、富山市飯野地先において国土交通省様発注の工事を請け負うこととなりました。
当該工事は、国道8号の豊田新屋立体事業に伴い富山跨線橋の橋脚基礎の補強を目的とした工事です。
主な工事内容は、土工・場所打ち杭工・橋脚躯体工であり、場所打ち杭工に関しましては、1本約57mと大変深い杭の施工となり当該工事のメイン工種となります。
工事現場は、現在このような状態となっており、随時ブログの更新を行なっていきますので工事の進捗を楽しみにしていてください。
最後に、工事完了まで事故無く安全第一をモットーに頑張りますので、みなさま暖かく見守ってください
よろしくお願いします!!! 現場代理人 中山
富山県 建設会社 株式会社岡部
小糸道路その2工事(株式会社岡部) 進捗状況
9月末での進捗状況です。
左右の斜面のラス張り、割り付けまで完了しています。
10月中旬頃に法面工が完了し、あと少し土砂を搬出すれば工事完了です。
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