場所打ち杭の杭頭処理が完了しました。
杭頭処理とは、コンクリートの不要部分を引き抜くことです。
少しわかりにくいですがクレーンで引き抜いているものが約2.5tほどあります。
なぜ、あえて不要となるコンクリートを打設するのか?いくつか理由があるのですが長くなるので省略します。
そして、中間検査がありました。
まず、工事を進める上で計画、打合せ、記録などを図面や写真、書類にて小話を交えながら軽快なトークで説明します。
その後、現場で場所打ち杭を囲んでいろいろ測定し、無事完了しました。
今度、要望があれば現場監督のルーティンなんかを書いてみたいと思います。
そして更に現場では、既設橋脚の表面処理をしています。
左が処理後、右が処理前
左側が表面に骨材が見えていると思いますが、これは新しいコンクリートとの付着を良くするための処理です。
ウォータージェット工法と言って高圧な水でコンクリートを削る工法です。
水は、圧力次第でダイヤモンドでも切断できるかと思えば、潜ることもできる不思議な物体です。
現場では、安全に作業できるよう保護されていますが、扱い次第では非常に危険なものもあります。正しい知識と倫理を持って安全管理を進めていきたいと思います。
富山県 総合建設業 株式会社 岡部