立山砂防の工事でICT無人化施工を行っています

岡部はH31 有峰地区渓岸対策(二の谷)工事で北陸初となるICTマシンガイダンスによる無人化施工で工事を行っています。

この工事のICT無人化施工を紹介した記事が2019年9月12日付の日刊建設工業新聞に掲載されました。

工事現場である有峰二の谷は平成23年8月に2回にわたり土砂崩壊が発生し、現在も多くの土砂が堆積しています。

現在は落ち着いてはいるものの不安定な土砂が多く存在しており、いつ土石流が発生するかわからない状態となっています。

どせきりゅう
土石流発生

この工事では作業員を一切立ち入らすことなく流出土砂の除去を行う、無人化施工を実施しています。そのため作業員は重機に乗って操作するのではなく、遠隔操作で重機を操作します。

遠隔操作
土砂積込

この工事では無人化施工に加えて、ICTマシンガイダンスを搭載した重機で施工しています。GPSを使用し、正確な掘削深さや重機の位置、掘削の計画ラインなどをモニターで確認しながら操作を行えることが特徴です。

ICTマシンガイダンスによる施工では上の写真のように掘削深さがモニターに表示され、確認しながら作業を進めていきます。

現在、国土交通省をはじめ建設業全体で最新技術を取り入れて、作業効率の向上、工期の短縮に取り組むi-Constructionを進めています。

この工事は砂防工事でもi-Constructionの普及を進めていく一環でこういった技術を積極的に取り入れて施工しています。

掲載された記事も載せますので、ぜひご覧ください。

日刊建設工業新聞(北陸工業新聞社)2019年9月12日付 4面

富山県 建設会社 株式会社岡部