岡部が南砺市利賀村で施工している貯水池法面進入路整備工事で、施工する法面を掘削するために、高所法面掘削機(ロッククライミング工法)を使って施工しています。
この工事ではアンカーの代わりとなる立木や重機からワイヤーで重機を吊り法面の掘削作業を行う工法です。
この工事では法面の掘削する厚さが薄いため重機足場を確保することができないため、この工法を用いて施工しています。上の写真の通り、斜面であっても運転台は油圧によって平行が保たれ、作業員は地上で作業するのと変わらず作業ができます。
この機械は本体両側に搭載している2つのウインチでワイヤーを巻いたりすることで、斜面を登ったり、降りたりすることができます。
この機械は横には移動できないので、別のアンカーのワイヤーに付け替えて作業をします。それによって施工範囲全体を掘削することができます。
今回、自分は初めてこの工法を見ましたが、ワイヤー2本でバックホウを吊り、斜面を掘削してることにとても驚いたのと同時に操作する作業員の方が怖くないのかと疑問に思いました。
富山県 建設会社 株式会社岡部