枕言葉のように言いますが、本工事ではICT施工を行っています。
一つ前の記事に書いたとおり、TLS(地上型レーザースキャナー)による出来形を測定しました。
ただし、今回は事前に自社所有のTS(トータルステーション)による面管理の測定を実施しました。
本現場のために購入した新しい測量ソフトを使い、ノンプリズムで、現場の測定をしてしまいます。
測定中TSは完全ほったらかしです。
少し無駄な部分も測定してしまいましたが、約1時間半ほどで測定完了です。
緑や青くなっている箇所が出来形が測定できた箇所で、黒いところは規格値が外れていたり、角度が悪かったりといった箇所となり、機械を据え変えて測定し直すか、切り直し等などとなります。
ちなみに点群処理ソフトに落とすとこんな感じ。
点群処理ソフトでは高さがわからないので、高さの確認をしたい場合はエクセルに出力してやる必要があります。
事前に自社の所有機械で確認できる事により、UAVやTLSを2回、3回と外注せずに済みます。
富山県 総合建設業 株式会社岡部